トヨタ プリウス

プリウス ドライブレポート

  車両本体価格
L
205万円
S
220万円
G
245万円
定員 全長
動力性能
1800ccエンジン+モーター

 出力 136ps

タイヤサイズ
185/65R15
(S、Gは195/65R15)

タイヤサイズ
 ドライブした車両は、グッドイヤーのGT3でした。 
燃費
自動車税
毎年 39,500円

3代目にフルモデルチェンジをしたプリウスをさっそくドライブ。一番安いLグレードで、装備品にはちょっと不満もあるけれど、上位グレードのSやGに比べて、重量が40kg軽くSグレードにはない、床下のエアロパーツを装着し燃費スペシャル仕様なわけヨ

プリウスってどんなクルマ?

皆さん、ご存知のとおり、プリウスとはエンジンだけじゃなく、モーターも使って走るハイブリットカーなのです。ちなみにハイブリットカー=エコカーと勘違いしちゃいますが、ハイブリットとは雑種という意味。エンジン+モーターだから雑種ってことなのヨ

そのハイブリットシステムを積んだ、5人乗りのセダンってことになってるが、2BOXのハッチバックに見えるじゃないか?って。でもトヨタの公式ホームページで検索してみるとセダンのようです。確かに、ラゲッジスペースはワゴンタイプと言えるほど天井は高くなくて、荷物を載せれる量はやっぱりセダンぐらいです。

プリウスの歴史

1997年の初代プリウスから約10年。最低価格が215万円だったのが、今回の新型から205万円からスタート。ホンダから発売のインサイトに対抗するためのモデルが205万円からなのですが、とうとう3代目にしてハイブリットの値段が低くなりました。誰でも手に入れる事が出来るクルマになりつつありますね。

 
1代目プリウス
2代目プリウス

3代目プリウス new

初代プリウス 2代目プリウス 3代目プリウス
発売年
1997年
2003年
2009年

価格
発売当時

215万円~227万円
215万円~257万円
205万円~327万円
10・15モード燃費
28km/L
MC後29Km/L
35.5km/L
Lグレード
38km/L
S、Gグレード
35.5km/L
動力性能
 THSⅠ 1500cc+モーター  THSⅡ 1500cc+モーター  THSⅡ 1800cc+モーター

 

環境性能の違い

   
プリウスL
カローラアクシオX

オーリス5door
(イギリス仕様)

プリウス
(イギリス仕様)
エンジン
1800c+
モーター
1500cc 1400cc
ディーゼルターボ
1800㏄+
モーター
燃費 10・15モード 38km/L 18.2km/L    
JC08モード 32.6km/L NA    
英国方式     17.2km/L 25.6km/L
CO2排出量 g/KM 61(10・15モード) 182(10・15モード) 135(英国方式) 89(英国方式)
排出ガス CO 1.15 1.15    
  NMHC 0.013 0.013    
  NOx 0.013 0.013    
           


カタログ数値の比較では、既存のガソリン車(カローラアクシオ1.5X CVT)と比較すると、燃費は2倍に伸び、CO2排出料は、3分の1に減っている。ヨーロッパではCO2排出量の少ないディーゼルエンジンが環境対策車として認識があるが、ヨーロッパのカローラ的存在オーリスのディーゼル仕様と比較するとプリウスのほうが燃費が好くてCO2排出量が少なく、環境負荷が小さい。これからは日本が誇るハイブリット車の時代です。!!

動力性能の違い

■ プリウスと2400ccエンジン搭載車の比較

  プリウスL ブレイド
車両重量 1350kg

合成出力

136ps

 

1390kg
エンジン 排気量 1797cc 2362cc
出力 73kw(99ps)
5200rpm
123kw(167ps)
6000rpm
トルク

142N・m 14.5kg・m
4000rpm

224N・m 22.8kg・m
4000rpm

モーター 出力 60kw 82ps  
トルク

207N・m 21.1kg・m

 

カタログには、2400㏄クラスの動力性能とあります。
2400ccガソリン車で、同等の車両重量のブレイドと比較。カタログスペック上では、プリウスの合成出力は2400ccガソリンエンジン車よりも低い。合成トルクは公表されてはいないが、トルクのほうは2400ccガソリンエンジンよりもあるのかもしれません。

■ 0-100km/h加速 比較

加速力

2400ccエンジン搭載車の0-100km/h加速のデータがないので、今まで計測したことのある車両で比較
これだけ、加速力あれば十分でしょう。ハイブリット=遅いというイメージは過去のものです。むしろ、普通のクルマより速い方に入ります。

プリウスの価格

価格帯

さすが、トヨタ。ライバル潰しはしっかりやってきます。2代目プリウスが233万円からスタート(モデル末期の08年09月段階)でインサイトはそれより安い値段設定を行ったが、205万円からスタートする新型プリウスLグレードを設定し、しっかりインサイト潰ししてます。上はGツーリングレザーパッケージの327万円とかなり値段の幅が広いラインナップを用意。カローラに変わる新しいスタンダードをプリウスで目指しているのでしょうか?

プリウスがなぜ売れるのか?

それは、断トツの燃費や強力な動力性能を持つハイブリットシステムに、下限は200万から上は300万円超までの幅広いグレードでより多くの消費者を受け入れているからでもあると思います。

そして、インサイトよりも苦戦を強いられるのは・・・シビックハイブリットのようですね。

 

満タン法と車両搭載の燃費計による燃費

かんじんな燃費はどうなのさ!!
  八戸市→塩尻市 塩尻市→二本松市 二本松市~三沢市 合計
走行距離
848.0km 489.7km

478.7km
(①253.6km/L)
(②225.8km/L)

1816.4km
給油量
41.15L 21.60L 20.2L 89.25L
燃費

20.6km/L

22.67km/L 23.6km/L 20.35km/L
燃費計
22.0km/L 24.2km/L

(①22.7km/L)
(②32.0km/L)
26.27km/L

 

7割高速道路
2割一般道(郊外)
1割一般道(市街地)
高速道路渋滞約10km

6割高速道路
3.5割一般道(郊外)
0.5割一般道(市街地)

①9.5割高速道路
0.5割一般道(市街地・夜間)
②9割一般道(郊外)
1割一般道(市街地)
エアコン稼動時間 6割

 

ほぼ、高速道路を走り、巡航速度は100km/h+α。 燃費重視走行は、八戸市~北上と帰路の北上~三沢市の一般道走行。あとは周りの流れに合わせて走行。 
カタログ値より低い数値となったが、まぁ上出来な数値だと思います。旧型の1500ccから1800ccになり高速巡航の燃費がよくなったとのことですが、それは100km/h以下での巡航時のみかもしれません。ただ、北上から三沢まで一般道を窓を開けてエアコンオフでの走行を行った際に自分の家に着いた段階で34km/L行きました。

 

グレード

プリウスグレード

 

 

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